七夕の由来とは?あなたの想いを乗せ、お子様に届けては如何?

夏・朱雀の章

七夕… 先ずこの漢字の組み合わせで『たなばた』って読ませることが既に少し不思議な気がしませんか?なぜ、この組み合わせで そう読ませるのか? そもそも七夕ってどうやって生まれて来たものなのか?

その由来について調べてみました。しかし、ただ調べるだけじゃ他の方の書かれている記事と同じで全く面白く無いですよね。個性も無くなってしまいますし。だから、その由来を普通に調べてまとめた後に

私の想いも思い切り込めて文章を書いてみようと思います。はてさて、どうなることやら…(微笑)

1.七夕の由来とは?

七夕…日本の七夕…それは三つの行事が組み合わさって生まれたのです。
先ず、一つ目は「棚機女(たなばため)」

「棚機女」とは織物を作る手動の機械を扱う女性を指し、「古事記」にちなんで天から降りてくる水神に捧げるための神聖な布を穢れを知らない女性が「棚造りの小屋」にこもって俗世から離れて織る、という習慣がありました。

出典 七夕と「棚機女(たなばたつめ)」 – 七夕(たなばた)のすべて

ここから「七夕」を「たなばた」と読むように成ったのだと考えられています。

 

二つ目は、「織姫と彦星の伝説」

琴座のベガと呼ばれる織女(しゅくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕ストーリーが生まれました。

出典 七夕の歴史・由来 – 京都地主神社本サイト

 

三つ目が、「乞巧奠(きこうでん)」

陰暦7月7日の行事。女子が手芸・裁縫などの上達を祈ったもの。もと中国の行事で、日本でも奈良時代、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機女(たなばたつめ)の伝説や祓(はら)えの行事と結びつき、民間にも普及して現在の七夕行事となった。乞巧祭会(きこうさいえ)。きこうでん。《季 秋》

出典 きっこう‐でん〔キツカウ‐〕【▽乞巧×奠】 – デジタル大辞泉の解説

 

この三つが組み合わさって日本の今の『七夕』って行事に成ったと言われています。それが、今の一般的な通説です。サイトによって若干細かい所は違っていても、大体大筋は同じです。←なんて大雑把な意見(汗)(一人ツッコミ)

でも、まあ大筋はあっていると思います。

それが七夕の由来の通説です。

だがしかし、だがしかし ですよ。いろいろと疑問があるのです。例えば、由来の最初の一つ目の行事の「棚機女(たなばため)」… これ古事記に載ってないのです。いや、正確に書くのなら載ってないって説があるのです。

参考サイト⇒七夕の語源とされる、棚機津女(たなばたつめ)伝説のウソ・ホント

そうであるなら、この行事が先ず怪しく成って来ました。

そして、二つ目の伝説。これは、中国と日本によって話は微妙に変わって来ます。同じ日本でも地域によっても変わって来るでしょう。そうなると… それも怪しく無いですか?

 

更に三つ目。ふふふ。これは特にないのですが…(汗)

ただ、ここでは、かなり強引に持って行ったきらいもありますが… ここで言いたいのは、多くの方が本当だと信じている由来がこれですが、これも説の一つに過ぎないってことです。また、多くのサイトでは出典がない所も多いです。

…となると検索をして上位のサイトをまとめ直してるって方が多いのではないでしょうか?

それなら、開き直って 真実を追求するのは困難だと判断し…

2.七夕の由来は抑えながら少し置いておいて、そこにあなたの想いを乗せられては、いかがでしょうか?

…っていう案を私は提案します。今までの文章で大体の由来は分かられたと思います。そこに 例えば 最愛なるお子様に質問されたのなら、お子様にどう成って欲しいか? 七夕 って行事を通して、何を学んで欲しいか?

その想いを込めて 七夕の由来を説明してあげるのです。大体 本当か?どうか?も怪しい通説なのですから、それを利用して 教育に使うのも良いと思うのです。あくまで私の勝手な意見ですが、

そんな教育もありだと思うのです。ですので…

3.七夕の由来をあなたの思いを乗せ、子どもに分かりやすく簡単に伝えるには…

例えば、『字を丁寧に書いて欲しい』って想いが、あなたの想いであるのなら 「乞巧奠(きこうでん)」の特色を強く取り入れて、例えば…

想いを字に込めて丁寧に短冊に書くことで願いが叶うんだよ。それをすることで一年に一回大好きな人に彦星は会えるんだよ。彦星の想いを感じる日が七夕なんだよ。

…とか。

 

例えば、愛する人を大切にして欲しいって想いを伝えられたいのなら「織姫と彦星の伝説」を基に、例えば…

織姫と彦星は、年に一回しか出逢うことが出来ない。それは本当に切ないことなんだ。そんな不幸な二人に比べてなんて自分たちは恵まれているのだろう。それを私たちに分かって貰うために七夕があるんだよ。

…とか。

何歳の方に説明されるかで 細かい内容は変わって来ますが… ご自身の想いを一度整理させて あなたの想いを乗せて 七夕の由来を語ってあげてはいかがでしょうか?

 

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